喜田基金について

研究助成及び奨励に関する内規(喜田基金)


1.喜田基金1 「プロジェクト研究」
研究領域 『特別支援教育実践研究』の投稿規定に定められた研究領域における研究
研究対象 年齢・職種等は特になし(申請者は学会員であること)
採用件数 2件まで
助成金額 1件につき 50,000 円(単年度)
研究期間 1~3年間
成果発表 『特別支援教育実践研究誌』への原著、準論文、または実践研究として投稿すること(3年以内)
申請期間 1月から4月末【様式1にて申請】
採択決定 4月末、「選考委員会」で審議し、理事会に報告おいて決定後、早急に採択結果を通知する
資金授与 6 月末日までに授与する

2.喜田基金2「研究奨励(特別奨励費) 喜田賞」
研究領域 『特別支援教育実践研究』の投稿規定に定められた研究領域における研究
採択基準 『特別支援教育実践研究誌への実践報告、実践研究、準論文、原著のいずれかに投稿したものの中から選考する
研究対象 若手研究者、実践者、大学院生(申請者は学会員であること)、なお、共同
研究においては筆頭執筆者であること
また、若手研究者については、以下の1~3のいずれかに該当といたします。
1研究職歴 10 年以内、
2教育実践職歴+研究職歴 15 年以内
3教育実践職歴 10 年以内
採用件数 2件まで
研究助成 1件につき 30,000 円
申請期間 6月末まで(編集委員会からの『特別支援教育実践研究誌』への掲載証明書を添付すること) 【様式2にて申請】
採択決定 7月末、「選考委員会」において選考し、理事会に報告後、早急に採択結果を通知する
資金授与 2024 年 6 月末日までに授与する

3.喜田基金3「研究奨励(奨励費) 喜田賞」
研究領域 『特別支援教育実践研究』の投稿規定に定められた研究領域における研究
採択基準 特別支援教育実践研究学会大会における研究発表、ポスター発表のいずれかに発表したものの中から選考研究対象 若手研究者、実践者、大学院生(申請者は学会員であること)、なお、共同研究においては筆頭執筆者であること
また、若手研究者については、以下の1~3のいずれかに該当といたします。
1研究職歴 10 年以内、
2教育実践職歴+研究職歴 15 年以内
3教育実践職歴 10 年以内
採用件数 4件まで
研究助成 1件につき 10,000 円
申請申込 学会大会参加及び発表申し込みをした後、大会1か月前までに申請手続きを行う 【様式3にて申請】
採択決定 学会大会後、「選考委員会」において選考し、理事会に報告後、早急に採択結果を通知する。
資金授与 学会大会後の採択決定後に授与する。


2024 年2月 25 日決定
2026年2月1日 改訂


 

喜田基金について

特別支援教育実践研究学会におけるこの基金は、喜田正美先生にちなみ「喜田基金」とし
ています。
 喜田正美先生は、1928(昭和3)年11月にお生まれになりました。お父さんは1939年に
二代目の光明学校(現都立光明特別支援学校)の校長先生も赴任されました。喜田先生は
1948(昭和23)年に東京の杉並区立阿佐谷中学校への赴任から教員生活が始まりました。
1949年には、特殊教育を担当すべく小金井第二小学校に移りますが、当時の国の財政状況
から多摩地区に特殊学級を作る余裕がなく、10年ほど通常教育を担当することになりまし
た。国家財政が安定した1959(昭和34)年に同校で最初の特殊学級担任になります。当時
喜田先生は、小学校教員免許、養護学校免許を夜大学に通って取得しながら、様々な研究
サークルに積極的に参加することで、特殊教育の有名な研究者と関り研鑽を深めていきま
した。その後は、都立八王子養護学校、町田養護学校、済美養護学校で障害の重い子ども
の教育に関わり、サークルでの教育実践研究を進めながら、原教科の教育や、最重度の子
どもたちの指導に先進的に取り組み、実践者として研究者を凌駕するほどの成果をあげら
れました。本学会の前身である障害児教育実践研究学会の会長として長く実践研究の向上
に尽力し、養護学校退職後は、障害児教育実践研究学会に喜田賞として基金を寄贈されて
います。本学会における喜田賞は、障害児教育実践研究学会の喜田基金の移管を受けて創
設されました。
 これまで喜田先生が大切にしてきたものは、若いころから一貫して取り組んできた、①
日々の教育実践、②サークル活動を通じた実践研究、③研究者や現場の実践者との真剣な
学び合いと考えます。今回、特別支援教育実践研究学会で喜田基金を創設することは、今
後特別支援教育を支えていく若手の研究者や実践者の育成を通じて、教育実践研究の更な
る発展を求めるものであります。